宅地23年連続して下落 地価調査 商業地は5.1%下落

 道は21日、7月1日現在の地価調査結果を発表した。
 宗谷総合振興局(地域政策課)によると、管内の基準地は35点(住宅地24、商業地9、工業地1、林地1)あり、宅地は31地点で下落、1地点で横這いとなり平均変動率は2・7%と平成12年以降、23年連続し下落した。住宅地2・4%、商業地3・6%、工業地2・6%下落。林地は平成6年以降、6年連続し横這いとなり10㌃当たり6000円を維持している。
 道(土地水対策課)によると、人口減少、高齢化の進行により宅地の需要が減っていることから下落しているとした。
 稚内の地価(1平方㍍)次の通り。
 ▽住宅地 潮見4―2―6=1万4400円(前年対比1・4%下落)、港4―4―25=1万1100円(同2・6%下落)、緑5―10―12=9200円(同3・2%下落)▽商業地 大黒2―2―25=2万4200円(同5・1%下落)▽工業地 港5―3―14=1万1200円(同2・6%下落)。

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