全国初の稲荷像 北門神社稲荷神社前に建立

 北門神社境内で外観工事が完了し新しくなった稲荷神社前にキツネの石像「お稲荷さん」2体が建立された。右側には全国的にも珍しい子持ちの像が建てられ、参拝者の話題になっている。
 本殿前の子宝に恵まれるとして口コミで全国的に知られるようになった子ども抱く狛犬が有名だったが、稲荷神社改修に合わせて、キツネの像も親が子をお腹の下で守るような姿になるよう専門業者に依頼し、今月10日に建立された。
 今後、社殿前の鳥居の塗装などを行い、御神体を本殿から新社殿に移す遷座祭(せんざさい)を9月23日夜に、新社殿を御披露目する儀式の奉祝祭を24日に執り行う。
 山本宮司は「子を持つ稲荷像は全国を見ても北門神社だけになります。皆さまに見て頂けたら嬉しいです」と話していた。

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