週末雑感
この40年、忙しくない日はあったのか―と自問するのがおかしいほど何かと忙しい1週間であった。
配達員含め数人、新型コロナ感染症に感染したり濃厚接触者となり人員を整えるのにひと苦労したが、他の頑張りにより急場を凌ぎプレス紙を発行し読者の皆さんにお届けすることが出来たのは幸いだった。
その災禍に加え、お盆前からトラブルがあった製版機に異常が生じ13日と16日の新聞発行を断念するほど追い詰められたが、〝拾う神〟あり、どうにかこうにか最悪事態は回避され、盆休みを終えた業者(札幌)により修理された。
ほかにも何かと問題があり、その詳しい内容は相手方と会ったあと詳らかにしたいと考えているが、改めてマスコミの在り方を問われることになった事態に反省するばかりか脇の甘い己が心持を反省している。
お盆期間中は墓参り以外は高校野球、プロ野球観戦に浸り、とりわけ甲子園大会は春・夏連覇を狙った大阪桐蔭が準決勝戦で敗れるなど常連強豪校が相次いで敗退するという結果に、各チームの戦力が拮抗していることを強く感じると共に、以前より苛酷な炎天下の戦いでは同じような実力を持ち合わせた投手が複数人いなければ勝ち上がっていけないことをつくづく感じた。
ロシア軍のウクライナ侵攻から間もなく半年。戦況は一進一退の状況であり未だ未だ長引く公算が強い。古代来変わらぬ国家間の諍いとはいえ懲りない人間の愚かさには呆れるだけでなく諦めの境地まで至る。
人間は愚かである。