昨日未明、中川で5強の地震 稚内は震度2 被害報告なし
11日午前0時53分頃中川町で最大震度5強の地震があった。 道内で震度5強以上の揺れを観測したのは、2019年2月に胆振地方中東部を震源とするマグニチュード5・8の地震以来となる。
気象庁によると、震源地は宗谷北部で、震源の深さはごく浅い。地震の規模を示すマグニチュードは5・4と推定され、猿払村と幌延で震度4、沼川と中頓別で震度3、稚内市の恵北、開運、中央、宗谷岬などで震度2を観測した。
今回の地震は陸地の浅いところでひずみがたまり断層がずれたことによって起きた逆断層型の地震だとし、今後、1週間程度は大きな揺れを起こす可能性があり注意を呼びかけている。
この日は20分前にも中川町で最大震度5弱1時4分頃に最大震度3、2時14分頃に最大震度4の地震が発生している。
11日午前0時53分頃にあった地震前には、テレビやスマホ、緊急告知防災ラジオなどで大きなアラーム音が鳴った。地震後すぐSNSには「凄い揺れた」などと投稿する人が相次いだ。
稚内市(総務防災課)によると、地震による被害報告はない。