週末雑感

 随分、過激に増えたものである。新型コロナウイルス変異株のオミクロン株が全国で猛威を振るっている。
 29日の新規感染者は全国で22万人、東京3万6814人、大阪2万1387人と2万人を超え北海道は6594人。稚内も50数人まで増えている。
 症状は総体に重くなく病床使用率は全国平均で50%を下回り余裕あるが、感染数の急激な増加によってベッドは埋まっていくだろうし、軽症とはいえ自宅療養者が東京の15万人など数十万人もいるという状況に対し政府はどのような抜本的な対策を打とうとしているのか。ここは断固した処方の実行が急がれている。
 一昨年2月に国内感染者が確認されてからの2年半。緊急事態宣言など人の流れを抑制し、2年前の春には学校を休校、卒業式・入学式も実施できないような対策を講じ、当時さほど感染リスクが小さかった子供たちへの引き締めを図ると共にマスクが足りないと〝アベノマスク〟なる小さなマスクを全国民に配布したのはいいが、ほとんど使われることなく無用の長物化したことなど後手々々に回った対策に翻弄されてきた国民。ワクチン、経口薬が輸入され安心したのも束の間、有効期限の関係から数回接種しても今回のよう第7波感染に襲われ右往左往する国の為政者とは一体何なのか。
 数千万円もの高い給料を払い養うほど財政は潤沢でないのに、言葉は丁寧だが、内心の不遜さが垣間見える政治家とは何なのか。本当に心の底から腹が立ってくる。
 生き死に賭けて働いてみてはどうなんだ。

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