時の話題 「週の始めに」
漫然と過ごす中、大相撲七月場所は中日を過ぎ2敗に6人ひしめくも10日目(19日)を終わって横綱照ノ富士ら4人が2敗を守り終盤戦を迎えた。
初日に阿炎に苦杯を喫するも大関陣のよう腑甲斐無い負けでなく安定した取口の横綱にとって案じられるのはヒザの故障を原因とする疲れであろうか。意外な伏兵が賜杯をかっさ取るかも知れない。
そうこうし大相撲を見終わったあと散歩に出掛けるのだが、若葉公園の紫陽花の若葉が茂り〝七変化〟の青や赤紫の花を咲かせる時期が間もなく訪れるであろう。
梅雨時期に咲く道外の紫陽花に比べ3カ月も遅い開花となるのだが、大雨に祟られることもなく私たちの目を楽しませてくれる。「あじさいの八重咲くごとく」(万葉集)にである。
神社の例大祭を終えあと2週間もすれば「みなと南極まつり」を迎えるのだが、気になるのはコロナウイルス変種オミクロン株派生株のBA・5の感染拡大である。一時、全国で11万人超えるも僅か数日(18日23時59分時点)で7万6200人まで減少し北海道も1515人。東京は1万2696人。
宗谷地方は利尻富士町、豊富町で一時、感染者増えるも収まり今は数人だが稚内で増加傾向にある。恐らく30代以下の若い世代の感染とみられることから3回目のワクチンを接種しなければならないし、高齢の方々や医療・介護関係者らは4回目接種を急ぎ自らを守らなければならない。
社会経済活動を推進しコロナ禍に対処するにはもう少し辛抱しなければならない。