抜海駅廃止で住民に説明 市長が19日抜海、23日クトネベツで

 JR宗谷線の抜海駅について、来年度から廃駅にする方針を示している稚内市は、19日午後2時から抜海町内会館、23日午後1時半からクトネベツ町内会館で住民説明会を開催する。
 稚内市が令和3年度から2年間負担した抜海駅の維持管理費(年間100万円)を来年度以降、負担しないことなどについて先の6月定例市議会で千葉議員(志政会)の一般質問で、工藤市長は「廃駅の基準として示された利用者数に2年間、抜海駅乗降者数に大きな変化は見られない。これ以上協議を継続することでの結論の先延ばしではなく、これまで説明してきた通り交通弱者と言われる方々の足を守ることを優先したい」などと述べ、廃止する方針を示している。
 両町内会への説明会には工藤市長、佐伯達也企画総務部長、田中克良同副部長、太田真大企画調整課長が出席する。

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