自民2議席獲得 参院選道選挙区
6月22日の公示から18日間の選挙戦を終え10日、投開票された第26回参院選(改選数124、補選1)は自民党が63議席、公明党13議席と与党が過半数を確保する一方、立憲民主党など野党は49議席に止まり日本維新の会除き退潮が目立った。
北海道選挙区(改選3議席)は現職で3期目めざす長谷川岳氏(51)=自民党=に早々と当確でるも同じく現職の徳永エリ氏(60)=立民党=、新人の船橋利実氏(61)=自民党=、石川知裕氏(49)=立民党=が三つ巴の大接戦を演じ、その結果、徳永、船橋両氏が当選し、石川氏は42万2392票獲得するも2万5000票ほどの差で涙を飲んだ。
これで道選挙区は非改選の自民2、立民1含め自民党4議席、立民党2議席となり、これまで拮抗してきた与野党の勢力図は断然自民党有利となった。
コロナのオミクロン株感染が急拡大している中、感染対策は勿論、物価など経済政策、安全保障政策、エネルギー政策など待ったなしの懸案を推し進めること国民誰しも願っている。
管内トップは長谷川氏
宗谷管内選挙区での得票数は次の通り。
▽長谷川岳 9141票(うち稚内4312)▽船橋利実 6386票(同2731)▽徳永エリ 4633票(同2196)▽石川知裕 4076票(同2038)▽畠山和也 1712票(同987)▽臼木秀剛 814票(同443)▽大村小太郎 794票(同463)▽石井良恵 256票(同145)▽齊藤忠行 235票(同118)▽浜田智 215票(同122)▽沢田英一 192票(同100)▽森山佳則 178票(同71)。
稚内市投票率51・45%
投票率は稚内市51・45%(前回51・47%)町村合計65・38%(同67・58%)。いずれも前回を下回った。
全道平均は53・98%(同53・76%)。