いつになく乱れ咲く 天塩線沿いでエゾカンゾウ
道道稚内天塩線の浜勇知海岸などで咲くエゾカンゾウは今年、数年に1度あるかないかの花の数で、見た市民は「オレンジ色の花のじゅうたんですごい」と感激していた。
例年6月上旬に咲くエゾカンゾウだが、今年は寒い日が続いたことで開花が遅れていたものの、気温が上がり始めた1週間前から浜勇知のこうほねの家から稚咲内までの道道沿いは鮮やかなオレンジ色のじゅうたんが広がり道行くドライバーの目を楽しませている。
環境省稚内自然保護事務所の担当者は「今年は霜の影響がなく、一気に咲いた。最近こんなに咲いたことはない」と驚き、こうほねの家周辺では利尻富士を背景にエゾカンゾウの写真を撮った女性は「凄い綺麗でした」とうっとりしていた。
声問のメグマ沼周辺でも咲き、気温が上がるにつれ更に咲き揃いそうだ。