週末雑感
日ハム戦がなかった23日夜、広島対阪神戦を観戦した。6時から約5時間の熱戦は結局3~3の引き分けに終わるも十分楽しませてもらった。
延長戦に入った10回~12回まで両チームとも勝ち越す機会あるもファインプレーは出るは、ホーム寸前で走者が転けるは、見所満載で風呂に入れないほどテレビにかぶり付き醍醐味の一時を得た。
両チームに共通していたのは中継ぎで登板する投手力が確かなことで、ここが日ハムとは決定的に違う。
新庄BIGBOSSはパフォーマンスを程々に将来を見越し投手力、とりわけ中継ぎ、抑えの育成に力を注ぐべきだ。
栗山前監督の野球は早い回からバント多用のファンを無視した采配が多かったと個人的には見ていたが、投手を育てる事には我慢を重ね投手など守りを主体にしたチームをつくり、その中に大谷翔平ら逸材を抱え、常勝チームを作るも最後の3年間(10年間監督)は息切れしてしまい引導を渡されてしまった。
野球チームだけでなく会社なども監督、社長がどうこうしても選手・社員個々が自ら考え行動しなくては結果論だが、強くて良い組織にはならない。
優秀な人材は都会ほど集まるもコロナ給付金詐欺に現をぬかす輩がおり、逆説的に申せば地方で懸命に神宿るほど正直に生きる方が長い目で見ると得になるやも知れない。
話を日ハムの選手育成に戻し、よほどの選手でなければ1年、2年で芽を出す選手はいない。高卒は5年、大卒は3年、一丁前になるのにかかる。現場にとって短気は損気だ。