週末雑感

　今週は久し振りに多くの方々とお会いし話する機会に恵まれた。
　コロナ禍によって昼夜とも公けの会合への出席がなくなり、加えて深窓の令嬢ならぬ〝深窓のお爺〟と化し、人と話すことがめっきり無くなり情報量が以前と比べ格段に減っている中、人に会って話すると何らかの情報を得ることができるので有難い。
　稚内東部前社長の仲村房次郎さんは次稿以降に譲るとして市議、議会議長を務めた小川文三さんは７５歳を超えたのに意気軒高で筆者の年取ったような小欄での書き込みに注文をつけ、ＮＨＫの大河「鎌倉殿の１３人」ならぬ会長を務める恵比須町内会にいる１１人を次期会長候補として行きたいなどと現況を説明すると共に北海道大学在学中の学生運動、稚内に戻ってきてからの青年団体での活動など思い出を語って戴いた。
　職親会総会後、食事した中央水産会長の中陳憲一さんとは３０年来の付き合いがあり何かと為になる事を聞く中、互いに嫌いでないから食事したり（中陳さんは下戸である）できる関係にあるのだなと変に２人とも納得した。
　３人目は民間会社、観光協会に在籍していた中井基嗣さん。観光協会を辞めたと聞きプレス社への入社を薦めたことがあり「やりたいことがあるので折角のお誘いですが拝辞させてください」と丁重断わられたが、先日、夢を叶えた職の名刺を持参し来社した。
　ほかにも記事掲載の用事で何人か訪れた。
　この仕事をしていると怨まれることも間々あるが、多くの方に慕われるのは有難いことで、仕事冥利に尽きること書き添える。