企業とのマッチングを 志村稚内職安所長
稚内職安所長に着任した志村光法氏(55)は「ここ宗谷は地域の労働力にポテンシャル(可能性)がある。コロナで落ち込んだ求人も回復傾向にあり、職員と一丸となり企業と労働者をマッチングさせ地域発展に貢献したい」と抱負を語った。
志村所長は、昭和60年に名寄安定所を振り出しに、札幌や旭川、平成20年から稚内で勤務、その後、北海道労働局総務課、外国人技能実習機構札幌事務所(出向)など歴任。前職は東札幌安定所管理部長。
11年ぶりの稚内勤務に「コロナの影響もあり、閉店した店もあるが、以前と変わらない印象」と話し、「稚内も人材不足が続き新たに仕事に就いても人材育成に手が足りず、企業に定着できない人がいるのは全道的に同じである。新規学卒者にはこれまでと同様に内定率100%の達成と就職後の離職防止の支援を全力で行う考えに変わりはない。また、新たにウクライナからの避難者への就労支援に取り組みたい」などと述べていた。
観光地巡りや温泉旅行に出掛けたいとも話していた。