時の話題　「ハムのチーム力」

　今回は野球の話題。セ・パ交流戦がたけなわのプロ野球では北海道日本ハムファイターズの戦力底上げが随所に見られるようになった。交流戦前から徴候は見られたが、交流戦１回戦のヤクルト戦では狭い球場（神宮球場）だったこともあって主砲村上のホームランは致し方ないにしても伏兵山崎の一発（３ラン）でのサヨナラ負けは抑えの北山を絶望の渕に突き落とすも次戦は打線の爆発力もあり３連敗は免れ、続くジャイアンツ戦は元同僚の中田の適時打と本塁打によって敗れる試合あったが２勝１敗と勝ち越した。
　ヤクルトとの初戦、２戦の戦い方をビッグボス新庄は誉めちぎり手応えを感じている中での巨人戦は日ハムのいい所が随所に発揮された。
　テレビ中継のある日ハム戦はほとんど見ているが、今年は監督の采配の妙と選手個々の力量アップにより負けた試合でも接戦が多くファンとしてプロの野球の醍醐味を堪能させてもらっている。
　野球というスポーツは打撃に目が奪われがちだが、玄人受けするのは守備力である。昨年はよく守備の綻びから敗退する試合多かったが、今年は堅守と言っても過言でないほど守備力が際立つ。巨人戦での万波の捕逸は愛嬌のようなものだ。
　強いチームは投手力含め守りが堅固なので日ハムは強いチームとしての基礎ができつつあるのだろう。
　家に籠り野球だけでない楽しみがある筆者にとってハム戦に時間を取られるのは己が人生のマイナスになるとの心境だが、目を離せないのだから良しとするかな。