自転車で白い道など巡る サイクリングツアー 5人参加し22、23日実施
自転車観光を推進するわっかない観光活性化促進協議会のサイクルバスを活用した自転車ツアー「北海道秘境巡りと稚内サイクリング」が22、23の両日、幌延と稚内で行われ、参加者は自転車観光を満喫した。
コロナ禍での新しい観光スタイルの受け皿にすべく、大手旅行会社のクラブツーリズム催行で東京など首都圏から参加した5人は、22日はサイクルバスで幌延に移動し、稚内観光協会が用意した自転車でJR宗谷線の秘境駅として知られる南幌延駅や旧上幌延駅などを回った。
23日にはノシャップ岬から抜海駅までの海岸線ルートを走ったあとバスで宗谷丘陵の白い道に移動し、自転車で宗谷岬までのサイクリングを楽しんだ。
ツアーに同行した添乗員は「自転車ツアーはこれからもっと伸びる体験型観光だと思います。北海道は自然が素晴らしいので参加した皆さんは喜んでいました」と話す。
稚内に訪れたのは今回が初めてという茨城から参加した50代の女性は「ノシャップ岬をスタートして直ぐ、街中なのにシカが牧場のように沢山いて驚きました。自転車旅でキツネも見ることができ、とても感動しました」と感激していた。