道北資材がシカ防止電気柵設置 サラキトマナイ、西田さん宅に
野菜のシカ食害に業を煮やし西田千枝子さん(78)=サラキトマナイ=の畑に22日、電気柵が設けられた。西田さんは「電気柵によってシカ侵入を防げるようになるでしょう」と大きな期待を寄せていた。
町中でも自家菜園や花壇などシカの被害は少なくないものがあるが、郊外に住む人の被害は格段に多く、西田さん宅でもアスパラ、大根、キャベツなど植えたもの被害が5、6年前から大きくなり半ば諦めていたところ、知人の堀政雄さんの紹介もあって萩見5、道北資材(西春雄社長)の電気柵を設置することにした。
30~40㌾の電気柵は自宅裏の畑に午前中かけ張り巡らされた。電気を流す電牧機はソーラー発電により賄うので電気代は掛からず、作業は西社長ら2人と西田さんも手伝い行われた。
西社長の「電牧機が2万円以上になりますが、比較的に簡易かつ安価に設置できるのでシカ侵入をシャットアウトできるでしょう」とのPRを傍で聞いていた西田さんは「昼間仕事もしているのでシカ除けに掛かりっ放しにもなれず助かります」と話していた。