市施設、週明けにも再開

 稚内市は、18日午後に開いた新型コロナ感染症対策本部会議で20日まで休館としていた公共施設を21日から22日にかけて再開することを決めた。
 20日が期限となっている北海道へのまん延防止等重点措置の適用が3月6日に延長されたが、稚内市は1月29日から休館していた施設を、基本的な感染対策を徹底し、一部では人数制限するなどし開館することにした。
 21日から開館するのは大沼バードハウス、旧瀬戸邸、こまどりスキー場、キタカラ市民活動室、富岡・中央・南児童館、港ふれあいセンター、水族館・科学館、勤労者会館、体育センター、老人福祉センター(入浴施設3人まで利用可)など26施設。月曜日が休館日となっている活動拠点センター、樺太記念館、みどりスポーツパーク、上勇知スキー場、体育館、風~るわっかない水夢館(レジャープール使用不可)など15施設は22日から再開。
 当初は今月1日から冬季開館する予定だったノシャップ寒流水族館は21日からのオープンに備え19日、飼育員が企画展として用意した寅年に因んで名前にトラが入るトラザメ、ダルマオコゼ(達磨虎男)の水槽回りに「寒流神社」と名付けた鳥居などを設置する準備作業をしていた。
 水族館・科学館では70人の人数制限を講じることにしており、職員は「冬季開館は3月末までやっていますので、企画展などを見に来てほしい」と話していた。
 20日まで閉館時間を2時間繰り上げ時短営業している温泉童夢は21日から営業時間を午前9時45分~午後10時(最終受付午後9時半)までの通常時間に戻すが、まん延防止等重点措置期間の6日までは、施設内のサウナ、ミストサウナ、交流ホール、マッサージ室、運動室、女性休憩室、休憩室は閉鎖する。

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