全道大会で3位入賞 部として初めて 稚高2年、白幡駿斗君

 今月中旬に小樽で行われた第49回北海道高校選抜卓球大会の男子シングルスで、稚高商業科2年生の白幡駿斗君(16)=写真=が3位に入賞した。
 選抜大会には道内11支部から2人ずつの24人が出場。6ブロックに分かれ4人総当たりによる予選リーグを全勝し決勝トーナメントに駒を進めた白幡君は、準決勝で北見の選手にセットカウント3対0で敗れたが、稚高卓球部としては全道クラスの大会で初めて3位となった。
 昨年の大会では予選リーグを全敗、その悔しさをバネにし部活動以外に毎週水曜日の夜は市体育館で、30~50代の愛好者との練習試合を重ねてきたと振り返り「守備や攻撃面でオールラウンダーで、どんな相手にも対応できるよう練習してきました。全道で3勝したのも初めてのことで3位は嬉しかった」と語り、次なる目標は来年5月の高体連で「支部予選を勝ち、全道で優勝し全国大会に行けるよう頑張りたい」と話していた。
 蓮見校長は「全道大会3位というのは素晴らしい。卓球は集中力が無いとダメなスポーツで、集中を切らさず普段は男子部長と2人で練習するという練習相手がいない中で勝ち上がったのは素晴らしい」と称えていた。

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