順調稼働し計画上回る 今年度上半期 山本建設の小型風車
声問地区で小型風車4基を稼働させている山本建設が本年度上期(4~9月)の風車の発電状況をまとめた。
声問地区に設置した1基当たり出力5㌗のプロペラ式小型風車の4月~9月までの発電量は、計画を5%上回る1万7241㌗となった。
再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)により、1㌗55円で北電に売電した収入は94万8000円で計画より22万円増え、昨年同期より7万円ほど多かった。
平均風速5㍍前後の声問地区で上期は、7月~9月の月発電量は計画より下回ったものの、4月~6月は平均値より強い風が吹き稼働率が順調に伸びたことにより計画を若干上回った。
菊池工社長は「10月も計画より発電量が伸びており、冬は風が強いので順調に稼働してほしい」と期待を寄せている。