海の職場の重要性学ぶ 旭川運輸支局 稚中生が上架場など見学
稚中1年生が16日、稚内港湾施設の造船所などを見学し、海の職場の重要性を学んだ。
船の役割や造船所の仕事について理解を深め、将来の海事関係業務の担い手確保に繋げるため道運輸局旭川運輸支局が企画した海事講座・造船所見学会で稚中1年生36人が参加した。
18人ずつ2班に分かれ、港湾施設見学では乾ドックで船体整備中の利礼航路フェリーアマポーラ宗谷を間近に見ながら年代取締役工務部長から船の性能や整備方法などの説明を受け、男子生徒は「船を間近に見たのは初めてです。凄い大きい」と目を輝かせていた。
このあと上架場で整備中の羽幌と天売島を結ぶ高速船「さんらいなぁ2」やサハプロ船なども近くで見学した生徒に、年代部長は「船の仕事に興味を持ってもらい、将来は稚内の力になってほしい」と期待する言葉を掛けていた。