ジョブフェア開催 中学1年対象 地元37社が参加
将来的な地元就職に繋げようという中学生向けの地元企業説明会「わかる働く未来へつなぐジョブフェア2021」が11日午後総合体育館で開かれ、生徒たちが地元にある多くの企業の説明を聞き、将来の参考にしていた。
人口減少や労働力不足などの地域課題を踏まえ、稚内商工会議所青年部(YEG)、稚内市などが主催。昨年はコロナ禍で中止され2年ぶりに開かれた説明会には、市内7中学校の1年生約220人が参加した。
開会式で渡辺市建設産業部長が「稚内にある企業を知って頂き、地元就職を考えてほしい」などと挨拶したあと、生徒たちは会場内に設けられた37企業のブースを回って、担当者から仕事内容などの説明を受けていた。
建設業のブースを回った男子生徒は「物を作ることが好きなので将来は建築関係などで働きたいと思っていますので参考になりました」と話していた。
今村仁泰YEG会長は「フェアを通じ稚内には様々な業種の仕事があることを知って頂き、高校卒業後に稚内を離れたとしても将来は地元の力になってほしい」と期待を寄せていた。