稚内の3人に栄誉 道建築士会会長賞 岩泉、中原、渋谷さん

 北海道建築士会の今年度の会長表彰が決まり、宗谷支部から稚内会員の岩泉聡司さん(61)、中原設計事務所の中原勉所長(66)、グローリー開発の渋谷正敏社長(69)が選ばれた。
 コロナ禍で昨年度は表彰が中止され、今年は2年分の会長表彰となり、全道34支部から200人余りが受賞した中、今年石塚建設興業を退職した岩泉さんは昭和61年に入会し青年部長、理事を歴任し令和2年から副支部長として、地域の建築業界の発展に努めてきた。
 61年から入会の中原さんは理事、副支部長を歴任し令和2年から監事として、地域の建築業界の資質向上に尽力。54年以入会した渋谷さんは平成19年から27年まで監事を務め、地域の建築業界をけん引してきた。
 宗谷支部から枝幸町2人、利尻町、利尻富士町から各1人が選ばれ、稚内3人含め7人が受章したことに、片山徹也支部長は「受賞された皆さんは長く支部活動に従事され、地域の建築業界を盛り上げて頂いた方々。7人の受賞は嬉しい」と称えていた。

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