時の話題 「換気の日」

 一昨日は「換気の日」だった。11月9日なのでイイ空気をもじって記念日に命名されたのかしらとは思うも定かでない。そんな戯言は別にしコロナ対策の3密防止策として室内換気の重要性が叫ばれている折、普段さほど留意しない記念日にも目を遣るようになったという事なのだろう。
 換気というのは空気を入れ換えることと広辞苑にある。今では店舗だけでなく一般住宅でも換気扇など設備が整っているが、空気の入れ換えという意味合いからはドア(玄関)や窓を開放すること求められるも実行している場所はいかほどあるのか。
 これから本格的な冬を迎える北海道ではかなり怪しい。そこが寒くなり部屋を閉め切ることでコロナ感染者が増えると予想される遠因なのだろう。
 よく政府ほか地方の行政はアクリル板などパーティーションの設置を感染防止策の一つとして挙げ、それらを設置している店を模範店として指定しているが、空気中を浮遊するエアロゾルへの対処は大丈夫なのか。疑問ではある。
 先週、稚内保健所発表で感染者2人出るも稚内以外の町村のようで、更には道内全体の感染者が20人を切り時には一桁まで減る状況下、収束に向かっているのは確かなことだが飲んでも羽目を外すことなく用心して欲しいものだ。
 触らぬ神に祟りなしという言葉がある。物事や場面に関係しなければ災いを招く事はないという意味だが、マスク着用と手指消毒、うがいを励行し、換気が悪くなる冬を無事乗り越えて戴きたいと願っている。

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