9月稚内空港東京便の利用3倍に 千歳便は大幅減少

 市(観光交流課)は9月の稚内空港旅客実績を集計した。
 コロナ感染拡大の影響による需要減のため東京便は2便目の往復60便が運休。千歳便は通常通り2便体制で運航した。
 東京便は運航した1便目が4239人と前年比3倍の3216人増えた一方、千歳便は前年より4109人減り3490人。両便合わせて7729人と、昨年同月に比べ10・4%の893人減少。
 東京便に関しては昨年、コロナの影響で1・2便合わせて6便だけの運航だった。そのため今年は旅客数が大幅に増加。千歳便については昨年、GoToトラベルやどうみん割が実施され、人の移動が活発化したことで旅客数が伸びた一方、今年は緊急事態宣言が響き旅客数は大幅に減少した。
 ▽東京行き 2061人(昨年同月139)▽千歳行き① 868人(同1999)▽同② 964人(同1921)
 ▽東京発 2178人(同240)▽千歳発① 845人(同2025)▽同② 813人(同1654)。

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