時の話題 「読書週間」
新聞や定期購読している月間誌は読んでいるが小説などの読書となると何カ月も無聊な日々を過ごしている。
一昨日から読書週間が始まったことを日めくりで知った。衆院選や眞子さんの結婚、コロナ感染症の収束感での気の緩み等々あるも同週間前には新聞であれメディアで紹介される事があるのに日めくりをめくるまで分からなかったというのは不覚であった。
文明発展の源泉を成す文字文化は文書化することで後世に伝えられ、産業革命時代のグーテンベルクの活版印刷によって飛躍的に発展し、一般庶民も書物に触れる機会が飛躍的に増え現代に至っている。
読書の一番の利点は漢字含め言葉を知らなければ読破できず、途中々々は想像力を働かせなければ場面が頭に浮かばず、そこが場面が映し出されるテレビなど動画類と相違するところだろう。
脚本家、監督の意図するよう展開しないのが一人作業の読書の楽しみであり、思うに脳を刺激し活性化させる一番の媒体となる。
福沢諭吉は「学問のすすめ」を著したが、言い換えると読書のすすめであり、ネットなどに押され激減している文書ものの復活と相通じるものがある。
少々こむずかしい事を書いたが、読書は人生を営む上で不可欠だという事を伝えたかったからである。
読書は小中高生など若い人には特に薦めたい。脳細胞の働きが活発になる時なのでゲームに現を抜かすよりは増しであり得難い体験になる筈である。
人の一生での体験は知れている。読書で様々な事を疑似体験し人生の糧にしてほしい。