SNS活用した経営術説く 稚内北星大学で堀江氏講演
稚内北星大学後援会主催の秋季講座2021が23日午後、大学講堂で開かれ、元ライブドアCEOで現在は大樹町で民間ロケット開発などに取り組む堀江貴文氏が講演した。
約250人の聴衆を前に、稚内で以前ゴルフをしたことがあり2度目の来市という堀江氏は「地域経済活性化へのヒント」と題し1時間余り講演。今殆んどの人が持つスマホは高性能であるパソコンであるとし、スマホを活用してSNSで世界中の人と繋がれることを挙げ「SNSは話を聞きたい人、一緒に仕事をしたい人を見付けることが簡単にできる便利なもので、今はそんな時代なんです」と力説した。
人口5000人余りの大樹町で自身がプロデュースするパン屋をオープンさせ、全国に80店舗開店準備中であることに触れ「大樹町店は家賃7万円で月の売上は350万円あり儲かっている」と話し、繁盛している理由について広告宣伝費はゼロだが、名物のカレーパンを無料でプレゼントする代わりにSNS上の店のラインなど登録をしてもらっている。人気店は1万人以上の登録者がいることなどSNSを活用した自身の経営術を説いた。