週末雑感
週末は天気が崩れ楽しみにしていた花火の打ち上げが1週間延期になった。秋というより初冬に花火というのは一種趣があるものの市民にはどうなのか。元来無粋な筆者は盛夏の花火だって満足に見ることないが、雪虫飛ぶような季節の花火にはちょっとだが興趣するものがある。
衆議院が解散され19日公示、31日に投開票される。4年前の選挙で過半数の234を上回る276議席(公明党の29合わせると305議席)と圧勝した自民党が退潮するのは間違いないものの、菅さんから岸田さんに総理・総裁が変わったことでの刷新性もあり、自民党単独で過半数確保に近い230議席くらいは取るのでないのかと予想する。
然るに自・公政権は安泰で野党党首が声高に政権交代を説えようと精々210議席に届くのがいいところで「政権交代選挙」とはならないと踏んでいる。
12年前の衆院選で国民は自民党に愛想を尽かし、何かやりそうな民主党に票を投じ民主党政権が誕生するも期待は裏切られ、2011年には東日本大震災が起き脆弱な政権に自民党回帰論が高まり政権に返り咲くも、選挙で井戸塀無くす政治家おらず、自らの保身ばかり頭にある政治家ばかりの政界になった。
はっきり言って政治に期待するものは何もない。著減したとはいえコロナ禍対策をしっかりとし辛酸を舐めている人を助けるのは勿論、経済対策を打つこと。これはどこに政権が行こうとやってもらわなければならない。
我々国民は感染減り一安心しているが、苛々した心持に変わりはない。