故田中さんに叙位・叙勲 教育や地域医療活動など称え
稚内市の教育環境充実などに尽力した故田中俊美氏に、叙位(従六位)と叙勲(瑞宝双光章)が授与された。
田中氏は昭和48年に教諭として奉職以来、中央小教頭、下勇知小中校長などを歴任。医療と健康のまちづくり応援団では中心的な役割を担って精力的に活動し、地域医療の充実に貢献した。
4日、市長応援室で伝達式が行われ、工藤市長から妻の道子さんに勲記などが贈呈された。
市長との懇談後、道子さんは48年間の人生を共に過ごした夫について「朝、お父さん代わりに貰ってくると伝え家を出ましたが、学校にいた時や地域医療のことも周りの皆さんが支えてくれたのでやってこれました。最後まで元気で頑張ってきた事を認めて頂き、ありがとうございます」と感謝していた。