早くも大沼に白鳥先発隊 2日には56羽に増える
声問の大沼に1日夕方、シベリアなどから越冬のため南下してきたハクチョウの先発隊22羽が飛来した。
昨秋より4日早い1日午後4時過ぎ、群れの第1陣が大沼の真ん中辺りに飛来したのをバードハウスを管理する稚内振興公社の職員が確認した。翌2日朝の第2陣では2羽、午前10時半過ぎには32羽の合計56羽が確認され、群れの殆どはバードハウスから2㌔以上離れた対岸に移動したが一部は水門近くで羽を休めている。
飛来して間もないため警戒心が強く岸から離れた場所で羽を休めているが「気温が下がるにつれ群れの飛来も多くなると警戒心も薄れハウス近くで観察できるようになるでしょう」とスタッフ。
飛来のピークは10月後半になると見られるので、その頃には5000羽余りまで増えるものと予想している。ほかにスズガモやオナガガモ、マガモ類も増えている。
鳥インフルエンザ対策として、野鳥観察に訪れた際は出入り時に靴底の消毒と手の消毒を徹底するよう求めている。