週末雑感
新型コロナウイルス感染者の減少が顕著になり緊急事態宣言が解除されようとしている中、自民党総裁選が行われた。感染縮小傾向が見え始めた9月上旬、菅総理は八方塞がりの総裁再選の道を探ろうとしたが、1カ月半後に衆院選を控えている自民党議員の「菅さんでは戦えない」とするムシロ旗によって退陣を余儀なくされた。
退陣表明後に感染者が見る見る減ったのは皮肉といえば皮肉だ。
さて総裁選の結果は皆さん承知の通りだが臨時国会で第100代総理大臣となる岸田文雄総裁の仕事は自民党四役に続く組閣で1カ月後の衆院選である。河野太郎氏のような舌禍の心配はないものの、突破力が足りないという懸念はある。選挙に程々勝利するなど順調な時はいいだろうが、何か不祥事があった場合には大丈夫なのだろうか。
「聞く耳を持っている」との御自身の評価だが、聞く耳の相手が国民でなく安倍さんや麻生さん含め自民党議員だけでは早晩先が見えてくる。
総裁選に当たりいの一番に手を上げ党役員任期を1年とし最長3期とまで公約した意気込みのまま進取改革の精神で臨むこと願っている。
話は変わり緊急事態宣言解除を受け夜の飲食店や観光業、イベントも動き出し、小紙にも早速、北都観光が稚内市民限定で層雲峡、美瑛、旭川にJRで行く旅の参加者を募集する広告が載った。
昨年のGoToトラベルの二の舞を踏まぬよう感染の防ぎ方は参加する市民も心得ているだろうから楽しい旅になるよう祈っております。