今度は抜海に小型風車建設 住民説明ないまま基礎設置

 抜海地区の道道沿い山側で、新たな小型風車の建設が計画されている。
 道外の業者が事業認定を受け、道道稚内天塩線沿い山側の旧抜海小中と抜海住宅地の間に位置する場所に、出力20㌗の小型風車1基を設置する。
 稚内市で小型風車を建設する場合、市の小型風力条例の規定で地域住民への事業説明が求められているが、この業者は抜海町内会に事業説明をしないまま8月中に基礎工事に着手した。
 現在は緊急事態宣言の発令中により、工事は中断し基礎部分はブルーシートで覆われている。8月下旬に抜海町内会から事業説明無く業者が基礎工事を行っていたことなどの報告を受けた市の担当課によると、業者は宣言解除後に町内会へ事業説明をした上で工事を再開させたい旨を説明しているという。

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