10月に接種85%達成 議会で市長一般行政報告
9月定例市議会は13日から10月4日までの日程で開会。補正予算案13億729万円など議案9件が上程され、初日は工藤市長が一般行政報告した。
市長は新型コロナワクチン接種状況について、今月11日現在での市民全体の接種率は12歳以上で2回目を終えた人が63・7%、そのうち65歳以上は91・9%に達したことを報告。今後については1回目を終えた人は80・3%で3週間後の10月初めには目標としていた全体の8割が2回目を終え、10月接種の予約を含めると最終的な接種率は85%を超える見通しを示した。
再び延長された緊急事態宣言や稚内で発生したクラスターなどに触れ「気を緩める状況ではありません。基本的なマスクの着用や手指消毒など感染予防の徹底は勿論ですが、ワクチン接種が感染や重症化を抑える最も有効な手段の一つですので今後もご家族や友人、同僚など大切な方の命と健康を守るため接種を検討して頂くようお願いします」と市民に呼びかけた。
ロコ・ソラーレが勝利した女子カーリング日本代表決定戦のパブリックビューイングがコロナ感染拡大で中止になったことを報告した中で「勝利したロコ・ソラーレの皆さん、一歩届かなかった北海道銀行の皆さんには今後の活躍を期待しています」と両チームを称え、「大会の経験を活かし、今後も市民の皆さんにはカーリングなど様々なスポーツが身近に感じることができる機会の創出など環境整備に努めていきたい」などと述べた。