崖っ縁で代表掴む ロコ・ソラーレ 藤澤の最後の一投で勝利
カーリング女子日本代表決定戦最終戦が12日夜、行われ、ロコ・ソラーレが北海道銀行を8~6で下し北京冬季五輪に向けて12月にオランダである世界最終予選の出場権を獲得した。
連敗後、連勝し最終戦に臨んだロコ・ソラーレは、後攻で確実に2点上げるも北海道銀行も中盤で2点上げるなど接戦となったが、最終10エンドでスキップの藤澤選手の2投目で勝利し代表の座を手にした。
試合終了後の会見でロコ・ソラーレのスキップ・藤澤五月選手は「第2戦で最後のショットのドローを決めていれば勝てたのに負けてしまったので最終戦の最後に決めて勝てたのは嬉しかった。今回、北海道銀行に連敗しなければロコ・ソラーレらしさを発揮することもできなかった。他のチームの思いを胸に次の大会に臨みたい」と最終予選への決意を語った。
あと一歩の所で敗れた北海道銀行の吉村紗也香選手は「相手ペースになりながらもチャンスを作ることができた。自分たちができることをやり、最後まで楽しくカーリングができました」と胸を張った。
ミックスダブルス代表決定戦は18~20日まで、みどりスポーツパークで開催される。