天北埠頭で地盤改良工事施工 大型風車部品搬入に備え
大型風車建設の資材などの搬入に備え、天北1・2号埠頭で地盤改良工事が急ピッチで進められている。
北豊富地区などで大型風車の建設が来年春にも本格化することから、大量に搬入される風車部品の重量に耐えられるために稚内市が発注したもので、中田・富田JVが3億5000万円で請け負い、今年4月下旬から着工した。
天北1号は3区画1万2200平方㍍、2号は3区画2万6900平方㍍の両埠頭合わせて3万9100平方㍍の地盤を強化する工事は今月25日までの進捗率は77%で、工期は12月10日までとなっている。
市(港湾空港課)によると、風車の部品は今年11月に第1陣が到着する予定だが、本格的になるのは雪融け時期の4月以降になるという。その後は大型風車で使用されるタワーやブレード(羽根)などを埠頭からトラックで陸送し現地に運ばれる。