涼しい稚内で夏合宿 声問川で小樽桜陽高ボート部
ボート全国強豪校の小樽桜陽高校ボート部が、5日まで声問川で合宿を行っている。
団体など全国大会に何度も出場している小樽桜陽高校ボートは普段、小樽港の海などで練習を行っているが、涼しく2800㍍の直線コースがある声問川での合宿で2年ぶりに稚内を訪れ、部員5人と顧問2人が練習を行っている。
3日は7・8㍍ある1人用ボートで部員が声問川の直線コースを何度も往復しレベルアップを図った。
10月に三重県である国体に出場する2年生の服部懸太郎君(16)と向井波優人君(16)の2人は、足をケガしているためボートを漕がずランニングなど別メニューで練習していたが「涼しい稚内で体力をつけ、国体では優勝を目指したい」と意気込みを語った。
練習の様子を見に来ていた稚内ボート協会の関係者は「暑い日が続いていた稚内だが、合宿に合わせて気温も下がり、最高のコンデション。国体では北海道を代表し頑張ってほしい」とエールを送っていた。