シカ捕獲に西小中敷地で9月中旬まで囲いワナ設置 

 住宅地などへの出没が相次ぐエゾシカの駆除対策として、稚内市は昨年に続き12日から旧西小中敷地内に囲いワナを設置した。
 囲いワナは高さ4㍍、8㍍四方の大きさで、エサで誘い寄せたシカをカメラで監視し、ある程度シカが入ったところでスマホの遠隔操作により扉を閉じ捕獲する。
 昨年は囲いワナで42頭の捕獲に成功しており、市(農政課)は9月中旬までの設置で今年は1頭でも多く捕獲したいとし「囲いワナを終えたあとは、くくりワナや銃でも捕獲し、生息数を減らしていきたい」としている。
 市は、シカは警戒心が強いので捕獲を成功させるためには囲いワナ周辺に近付かないよう市民の協力を求めている。

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