路線価5年連続して下落 キタカラ前2万6000円

 札幌国税局は1日、今年1月1日時点での道内の路線価を公表した。
 相続税や贈与税において相続税等申告の便宜及び課税の公平を図る観点から、各国税局では毎年、全国の民有地について、土地等の評価額の基準となる路線価などを公開している。
 全道平均値は6年連続し上昇し、前年を1%上回ったが、稚内税務署管内の中央3キタカラ前の北浜通りは、1平方㍍当たり2万6000円と5年連続し下落した。前年から3・7%の1000円下落した。道内30署の中では昨年と変わらず20位だった。
 稚内の路線価は、平成4~7年までの1平方㍍当たり9万6000円が過去最高額だった。

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