時の話題 「若者に一言」
緊急事態宣言が解除されたにも拘らず東京都の新型コロナウイルス新規感染者が減らず先週1週間は前週の20%ほど増えリバウンド(感染再拡大)の兆候が見られる。
専門家は「兆候」としているが、我々素人にも判るよう感染者は増加してきている。このまま推移すれば東京五輪が開幕する前に、今の一日感染者が千人台に載ることだって予想される。
IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長が来日する7月9日頃には千人台→2千人台を窺おうかという事態も招来しているかも知れない。そして23日の五輪開会日には。空恐ろしくなる。
最悪事態を払拭するには今、懸命に進めている高齢者へのワクチン接種と併行し、64歳以下、特に20、30代の若い世代への接種が欠かせない。
高齢者が感染すると熱が出たり嗅覚がおかしくなり倦怠感が出るなど症状が出てくるが、若い人達は無症状の人が多く感染を拡大しているので、この若者へのワクチン接種も急ぐべきだろう。
日本国として東京五輪開催を決めた以上、開催中に感染拡大という最悪の事態を招かぬよう1万人の制限あるといえ有観客でなく無観客にするなど臨機応変に対応しなければならない。
東京には官庁ばかりでなく大学や専門学校も多くあり若者が日本一多く住む。不自由な生活を強いられているとはいえ、ここが我慢の為所であり君達の人生に禍根を残してはいけない。
人生は長い。刹那的でなく長い目で見る分別が必要だ。通過点に過ぎないのだから。