海の駅今年第1船寄港 北海道一周旅の「雪風」

 27日午後、第2副港の海の駅に神奈川県江ノ島から来た70代男性グループが乗ったヨット「雪風」(11㌧)が入港した。
 今年最初に入港した雪風は、拠点港の江ノ島ヨットハーバーが7月下旬から東京オリンピックのヨットレース大会会場になるため期間中港が使用できなくなることから、その期間を利用し船を所有する雪風ヨットクラブのメンバー10人余りが各港で乗船メンバーを入れ替えながら北海道一周のクルーズ旅をしており5月15日に江ノ島を発ち、6月2日に道内に入ってから日本海側を北上し27日は利尻から稚内に到着した。
 ヨットにはリーダーの澤上三郎さん(72)山本真照さん(76)、石井省平さん(73)、柚子成之さん(76)さんの4人が乗船。1カ月半ほどの旅で「北海道に入ってからは美味しい物ばかり食べて満足しています。男旅ですが、毎日楽しく過ごしています」と。
 4人は28日、レンタカーで宗谷岬などドライブ観光を満喫した。
 海の駅を管理するポートサービスセンターによると、コロナ禍により昨年入港した船は過去最低の3隻に止まった。昨年より2カ月半以上も遅い今年第1船となった。

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