時の話題 「有意義だった一日」
緊急事態宣言下ということもあって23日の日曜日は生鮮市場に買い物に出掛けただけで、午前中は若葉台運動場まで散歩、午後からラグビートップリーグ決勝戦(日本選手権)のサントリー対パナソニック、続いて大相撲千秋楽、NHK大河「青天を衝け」(BS)、HBCの「ドラゴン桜」と、まさにテレビ三昧の一日を送った。
若葉台運動場の富岡幼稚園側には紫陽花があるが、梅雨時に見頃になる本州方面と違い稚内のそれは枯れ枝の塊があるがごとく殺風景な佇まいにあるものの一つだけ芽吹いているのがあり、最北の地にも春が訪れ3カ月後のお盆時期での開花の準備が遅まきながら進んでいることに安堵した。
ラグビーは三洋電機チームが前身となるパナソニックが持ち前の守備力に加え攻撃力もあり、ラガーを引退し医師を目指す福岡選手が有終の美を飾った。
大相撲は千秋楽としては久し振りに筆者の方が緊張したが、照ノ富士が優勝決定戦の末、同じ大関の貴景勝を退け賜杯を抱いた。来場所は綱取り場所になるが、どうか悲願が成就されるよう祈って止まない。
「ドラゴン桜」は脚本が幾らか稚拙な感じが受けるも東大受験・合格というサクセスストーリーものとしては人生の要諦とは何か―というテーマを衒いなく単純明快に伝えるということもあって小紙読者の皆さんにも視聴をお奨めする。
自由に外出できるのなら別な一日になったろう。緊急事態宣言の巣ごもりも悪くない。ゆえに有意義な休日を与えてくれた政府の措置に感謝している。