ガリンコ号が定期検査で港湾施設乾ドックに入渠
紋別沖で流氷ツアーに利用されている砕氷観光船「ガリンコ号ⅢIMERU」(366㌧)が26日、稚内港湾施設の乾ドックに入渠した。
紋別市の第3セクター「オホーツク・ガリンコタワー社」が所有する新造船のガリンコ号Ⅲは3月31日に冬季運航を終え、稚内で定期検査を受けるため24日午後3時前、北洋埠頭南岸壁に着岸した。
3代目として今年1月から就航したガリンコ号Ⅲの定期検査に関しては稚内と釧路が候補地に挙がっていたが、点検態勢などが高く評価された稚内港湾施設が選ばれ、今回は5月末からの夏季運航に備え、塗装などを中心に5月14日まで点検・整備を行う。
初めてガリンコ号の定期点検などを請け負うことになったことに関し年代取締役工務部長は「会社を選んでくれて大変有難い。今月19日に相手側と打ち合わせした際、今後も稚内で定期検査などをしてくれることになっており、15日までの引き渡しまでしっかりとメンテナンスしたい」と話していた。