感染見極め17日再開 観光活性促進協 わっかない応援クーポン
わっかない観光活性化促進協議会が昨年9月~3月末まで市内宿泊者に3000円分のクーポン券を発行した「わっかない応援クーポン事業」は1万2965枚(1枚1000円)使用され約1300万円の経済効果があった。事務局の稚内観光協会はコロナ感染状況を判断した上で5月17日からクーポン事業を再開する。
コロナ禍で落ち込んだ観光産業を支える経済対策として、市内宿泊施設に泊まった旅行者が交通機関、飲食店、土産店で各1000円ずつ使用できる3000円分のクーポン券を発行。事業登録した70施設で利用してもらった結果、交通機関で3390枚、飲食店で4698枚、土産品で4877枚使われ、市内の消費拡大に繋がった。
3月末で事業は終了したが、今年度も事業継続を望む声があり、前回登録した事業者はそのまま継続され、新規での登録で希望者は24日まで協会で受け付けている。
前回は全国から訪れた宿泊者は対象にしていたが、今回は道内客に限定し、事業終了は状況を見て判断する。
協会ではコロナ感染拡大により、札幌市を対象にした不要不急の外出と他地域との往来の自粛要請など、移動に関する制限が解除されなければ5月17日からの事業実施は延期する。最終的な判断はGW明けに行う。