資格取得で人材不足解消を 森谷旭川技専稚内分校長
旭川高等技専稚内分校長に着任した森谷将洋氏(55)は「今まで通りセミナーなど訓練を行い、次の就職先へのステップアップなどに協力して行きたい」と抱負を語った。
森谷氏は旭川出身。旧東海大学旭川卒業後民間企業で8年勤めたのち、室蘭技専、旭川技専などで奉職し、前任は帯広技専センター長。
平成28~29年まで稚内分校の主査を勤めており3年ぶりとなる勤務に「分校と地域がより密着した印象。稚内では専門職での人手不足が目立っており旭川技専で手に職を付けた若者が稚内に戻ってくる道筋を付けていきたい」と話していた。
障がい者職業訓練では「管内には労働意欲がある障がいのある人が沢山いる。今まで以上に就職の選択肢を広げられるよう協力していきたい」と。
趣味は10歳から始めた剣道。稚内剣道連盟に所属している。
「利礼両島の観光に足を伸ばせたら」と最後に話していた。