市町村との連携密にし対応 着任した泉旭川児相稚内分室長
旭川児童相談所稚内分室長に着任した泉親志氏(54)は「宗谷管内での虐待など相談件数は少ないものの、子供の安心・安全を守ることは全国共通のことであり、地域との連携を図りながら情報共有に努めたい」と抱負を語った。
泉氏は札幌出身。平成元年、北広島市の児童自立支援施設向陽学院を振り出しに、中央児相相談支援係長、帯広児相子ども支援課長など歴任。前任は中央児相子ども支援課長兼主任児童福祉司。
稚内は初めての勤務で「業務で何回かは訪れたことがあり、風が強い印象です」と。宗谷管内は人口減と子供が少ないためか相談件数は減っている印象だとするものの「市町村を訪問してきたが、件数が少ないだけに様々な事例の対応に慣れていない部分があると感じており、情報共有や対応にしっかりと取り組みたい」と話していた。
市民に対しては「子供の心配ごとなど相談は、気兼ねなく連絡を下さい」と話していた。
趣味は釣り。業務が忙しく数年は行くことができず「機会があれば行きたい」と。