あすから消費税総額表示義務化 スーパーなどで値札取り替え準備
4月から商品やサービスの価格に消費税を含めた総額表示が義務化される。31日には市内食品スーパーなどでは、商品の値札ポップ取り替え作業が行われていた。
消費税増税に伴い値札の貼り替えなど店側の負担を軽減するため、総額表示の準備期間として2013年から特例措置が取られていたが、4月1日から義務化される。
富岡ユアーズ店では今年に入ってから、値札を作成するためのパソコンソフト更新や精肉のラベル発行機器の取り替えを行い、2月中旬からは総額表示のポップを作成し、通常業務と平行しながら値札の取り替え作業をしてきた。
今村仁泰社長は、店内の6000~7000種もの商品の値札張り替え作業など経て「税率が変るたび準備するのは大変なコストと労力が必要だが、お客様にとって分かりやすくなるのは良いこと」とする一方、「総額表示になることで、物の値段が高く感じやすくなり、一時的ではあると思うが消費意欲が低下しそうです」と話していた。