時の話題 「みかりんさんへ」
1週間前にあった稚内市職親会の門出の集いの小紙の写真に関し「かおだしはよくないとおもいます。かおがわかるとばかにするひとがでてきます。…しみんみんなでおうえんしているとかかれてましたが、みんななんてげんそうです。いろんなひとがみます。しらないひとにもかおだしによってわかります。だからひきこもるひともいるのです」などと全てひらがなで書かれた手紙が届いた。
〝みかりん〟と書かれた投稿した人はマスクを外し顔を出すことで障がいのある特別支援学級の生徒である事が世間に知れ、自分が被った(恐らくは)と同じような仕打ちを受けるのを心配しているようだが、市長が言った「市民みんなが見守っている」という挨拶の言葉は嘘でなく自分の心根を言ったものであり、今村会長の他人を信じ仲間を一人でも多くつくるという式辞も嘘偽りはあるまい。
実は小紙のマスク外しての出席卒業生4人の写真は卒業生の一人が「マスク外さなくてもいいのですか」と言われ撮ったもので、その姿勢には凛としたものを感じた。もっと言えば「社会に出ても負けないぞ」という気概を感じた。
確かに〝みかりん〟さんが書き留めた通り世の中には障がいを持つ人ら弱い立場の人達を蔑む人がいるのも事実だが、やさしい人もおり君達を見守っているのを忘れないでほしい。家族と違い四六時中寄り添うことは出来ないものの、何かあった時には救いの手を差し伸べる人もいる。
人生、悪い奴ばかりでなく善い人もたくさんいる。殻に閉じ籠っていては前進がない。