ノシャップに漂着した8メートル超のツチクジラ撤去
13日、ノシャップ3の海岸に漂着したツチクジラの死骸が撤去された。
9日に見付かったクジラの回収作業は、13日朝から始まり、稚内建設管理部から業務を請け負った大信建設が重機を使って回収し、12トントラックに積み込んだ。
クジラの研究のため筋繊維などの採取に訪れていたストランディングネットワーク北海道に所属する北大の松石隆教授によると、腐敗具合から死後3週間から1カ月程度経過しているものと推定し、体長はおよそ8・5㍍体重9㌧のツチクジラだとし「この時期の群れはもっと南側にいるはずだが、病気など何らかの要因で死んでしまい流れ着いたのでしょう」と話していた。