北宗谷観光推進協がQRコードで観光案内 北防ドームなど52カ所設置
北宗谷広域観光推進協議会は、稚内など宗谷エリアにある主要観光スポットに施設や周辺の観光情報を提供するQRコードを取り付けた。
広域観光周遊ルート事業でのインバウンド対策として、コロナ終息後を見据え外国人観光客の受け入れ体制の改善にと、稚内や利尻
礼文、豊富、猿払の5地域の観光施設など52カ所にQRコードの看板を掲示し観光情報を日本語、英語、中国語の3カ国で紹介している。
稚内では宗谷岬の日本最北端の地の碑、北防波堤ドーム、旧瀬戸邸、ノシャップ岬などに設置され、北防波堤ドームの専用ページでは、1931年から36年まで5年かけて建設されたこと、ドームの役割などを紹介しており、ドームをドローンで撮影した映像を見ることができ、周辺の飲食店や宿泊施設などの位置が分かる地図も一緒に表示される。
22日まで稚内などを視察した台湾、香港などの旅行会社も北防波堤ドームなどでスマホを使ってQRコードを読み取る体験をし、個人旅行者向けなどに観光も情報が詳しく解説されるとして利便性に期待を寄せていた。