時の話題 「排雪急いで」

 出勤時、普段通らない緑地区の道道稚内天塩線を通ってみた。道幅は確かに狭く大型車同士は擦れ違うことができない。それに路肩側は雪によって斜めになっており危ない事この上ない。筆者のような高齢者はハンドル操作を誤りそうだ。
 小社の川柳にもあったが、まさにスリル満点の状態にあり、この状況を見て機敏に除排雪しないのは怠慢であり余りにも危機感が無さ過ぎよう。
 市民の様々な意見・要望を聞き対応する窓口と、いわゆる土建業を携わる担当する課とは昔から次元が違い、市民の声を一顧だにとまで言わずも、その要望が仲々反映されない嫌いがある。
 しかし雪国にとって除排雪は生活する上で社会経済活動する上で生命線ともいえるものであり、更には道路の凸凹、悪い見通しによって交通事故も懸念されよう。
 稚内建設管理部(旧稚内土現)は重機・トラック、人員が確保できれば今晩からやらなければなるまい。
 市道は市(土木課)と業者の休む暇ないほどの働きにより除排雪は行われているが、国道(市街地)も道道並みに幅員が狭くなっており、此方もトラックの手配次第だが早急に運搬排雪、それも簡易なカット排雪でなく歩道含めた巻き出し除排雪を要望したい。
 2013年(平成25年)以来8年ぶりに積雪1㍍を超えてしまった稚内。昨年までの寡雪が嘘のような状況には、いい事は長く続かないということか。
 役所や業者を責めるばかりでなく市民も必要以上の雪出しは止め「春になれば融けるさ」の寛容さが欲しい。

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