厄払いでコロナ退散 北門神社本殿で昨夜、節分祭
節分の日の2日夜、北門神社本殿で節分祭の神事が営まれ、年男と年女の16人が一年の無病息災とともに新型コロナの早期終息を願った。
感染防止のため今年は境内での一般参拝者への豆撒きは中止され節分祭の儀式だけ執り行われ、午後6時から本殿で山本宮司ら神職による祝詞奉上、厄を払う金幣の儀などの神事に続き、25~85歳までの年男9人と年女7人が祭壇に玉串を奉納し無病息災を願った。
神事終了後、本殿前の外に姿を現した鬼役に向かって、山本宮司や年男と年女の人達が「鬼は外」と豆を投げコロナ退散の思いを込め鬼を追い払った。
年女の小鹿千恵子さんは「コロナが早く終息し、いつも通りの生活が早く戻ることと、皆さんの無病息災を願いました」、山本宮司は「昨年はお祭りの神輿など出来なかったので今年はコロナが終息し渡御できるよう願っています」と話していた。