園舎改築に着工 稚内初の認定こども園となる鈴蘭幼稚園
来年4月から稚内初の幼保連携型認定こども園に生まれ変わる鈴蘭幼稚園の園舎改築工事が12日から着工され今、ホールの解体作業が行われている。
同園では、老朽化が著しい園舎を新築し問題視されている待機児童解消に向け、幼保一体化されたこども園として運営することを決めた。
工事は石塚建設興業が請け負い、現在はホールへの出入口が封鎖され、解体作業が進められており、来週には園バスの車庫解体作業などに着手する。
春先には園舎の基礎工事に着工し今年中に完成する予定で、園児たちは3学期から新園舎に通う。
藤原園長によると、使えないホールの代わりに普段使用する機会が少ない空き部屋を開放し園児の遊び場にするなど工夫しているとし「不自由なことも多いのですが、園児たちに楽しんでもらえるよう考えています。園児ともども新しい園舎が完成する日を楽しみにしています」と話していた。
ホールが解体されるため、今年度卒園式は文化センターで開催される。